医師が海外留学するきっかけの一つに「研究のため」という理由が上げられます。
海外で医師免許を取得し開業を目指すのではなく、あくまでの勉強・研究のために留学する方法です。

この研究・研修留学は、主に博士号を取得した後5年以内のタイミングで出発するのが多くなっています。
ではこの研究目的の医師留学に必要な条件や適した時期、方法などを見てみましょう。

研修留学に必要な条件

研究のための留学に必要な条件ですが、外国で医師免許を取得し臨床留学するよりもかなりハードルは低くなっています。
留学先として人気の高いアメリカですが、臨床のために留学しようと思えば米国医師国家試験の受験や臨床研修資格取得、外国人医師からの推薦状を確保するなど様々な課題があります

ところが研究目的であれば、単純に「受け入れをしてくれる医療機関・大学」などがあれば比較的簡単に留学できるのです。
大学院で4年間研究を終えるタイミングで教授から「海外で勉強してみないか?」と誘われた場合、すでに受け入れ先である外国の大学や医療機関などが決まっており、受け入れ先を自力で探すケースは少な目です。

もちろん自費で自主的に留学する医師もいますが、研究目的の留学なら受け入れ先さえ決まっていれば何の問題もないのです。
⇒留学に必要なお金はどれくらい?

ドイツやフランスなどは外国人医師の医師免許を取得することを認められていませんが、研究目的であれば話は別。
研究のための留学なら「受け入れ先さえ確保できれば」という条件で認められるので、欧州での研究にも大きな障害はありません。

留学に適した時期

留学に適した時期(留学時期)としては、前述したように博士号取得後5年以内、また大学院で4年間学んだ後が多くなっています。

それ以外にも「今、専門分野の研究がしたい」と考えて自主留学する医師もいますので、そのケースでは必要だと感じられた時が留学に適した時期だと言えるでしょう。

留学方法

留学方法としては、まず受け入れ先を確保する事。
大学院や勤務する病院が留学先を確保してくれるケースであれば話はかなりスムーズです。
もし自力で留学するケースでは、留学先を自力で探す事になります。

留学先を斡旋するサービスなどもあるようですので、それらサービスを使うのも良いでしょう。
どのような方法で受け入れ先が決まるにせよ、最低限英語でコミュニケーション出来ないと留学出来ませんので、英語力は必須です。

自費留学の場合、お金を使って勉強しただけの見返りがあるかどうかも良く考えてみましょう。
自己満足や見栄のために留学しても殆ど意味はありません。
⇒留学で身につくスキルを解説